食の安心・安全と生活環境を維持・創造するために
一人ひとりの英知を集めよう





■FSN代表のご挨拶
 食の安全・安心を真剣に考えるようになったのは、婦人科の医師との出会いだった。
松阪レディース・クリニックの阿部実院長の待合室は、いつも若い女性であふれていた。
それは常識をはるかに超えていた。その数は1日に70〜80名であった。
 10年ほど前から若い女性に不妊症の訴えが増え、ホルモン異常による低体温症が増加している。
男性の精子の奇形が増え、運動率が低下し、妊娠能力喪失を招いている。したがって、結婚しても赤ちゃんができにくいのは、無自覚流産をしているからだと語った。私は返す言葉もなかった。
 クリニックを訪ねてくる女性たちの職業は国際線のスチュワーデス、銀行員、ホテル、フィルム会社などで口コミで千葉県、埼玉県などからの遠距離からの人たちもいた。

 毎日、診断室を訪れる多くの女性たちの話を聞き、生活内容を分析していると、日本人としての真の健康を取り戻すために、ご飯を主食とした伝統食の大切さを普及させる必要性を感じた。薬をほとんど処方しないで食生活を通じて直していく平成の赤ひげと親しまれていた。
 阿部医師に限らず、アトピーの名医といわれている岡田耕三医師は、アトピーはほとんどが食事に起因しているという。
ステロイドで治らない重いアトピー患者が医師を訪ねて特殊なケースを除いて完治している。
患者の中には北海道から九州までの全国の病院をめぐったが治らず岡田医師のところで全快に向かっている。
戦後50年余の日本人の食肉、卵。牛乳などのとりかたが増えたためという。
 医師たちの指摘を受けて、戦後の日本人の食生活の変化を見ると、日本の長寿の里の人たちの食事の内容は、天皇家のお食事にほぼ一致していることに気がついた。天皇家の食体系は明示初期に開いた御料牧場の食材を使った身土不二の考えに基づいている。

 「ローマは1日にしてならず」

 健康な体であってこその人生だと思う。一人でも多くの人たちがFSNのもとに参集し、共に食の安心・安全、健康を考え、実行しようではありませんか。
 FSNがすすめるブランド食品をとり、日常の食生活で体に悪いものを排除していく必要がある。
毎日希望をいだいて明日へ向かっていく積極的な姿勢は正しい食生活から生まれると思う。
FSNはもう一度日本の伝統食を食卓に取り戻し、農家の人たちと共生していくことを目標として21世紀を健康で明るい社会にしようと考えている。

 ところが、現実はそうではない。

 いま、医療費は年間30兆円に達し、毎年1兆円増えている。FSNは、日本人の健康体を取り戻すために最新の食の安全・安心の情報を提供することをモットーとしている。今後も講師の先生をお招きし、継続して研究会を開き、一人でも多くの人たちの命を輝きのあるものとしたい。

 日本の伝統食の良さを世界へ移出したい。近い将来、ガンの死亡率を減少させることができるものと確信している。
■設立趣旨
 食の安心と安全・生活環境は、21世紀へ向けて大切な課題となっている。
ダイオキシンなどの環境ホルモンは現実に不妊症、奇形児を生みだし、地球規模の人類の生存にかかわる問題ではないだろうか。
 FSNは食の安心・安全と生活環境を維持、創造するために、一人一人の英知を集め、問題解決をめざして、職業の垣根を越えて集うことをモットーとして設立した。
 医聖といわれるヒポクラテスは、「人は食べるもので決る」と言った。
日本人の三大死因は、ガン、心疾患、脳血管疾患などである。ガンは昭和56年以降死因順位の1位となり、その後も上昇カーブを続けている。共通する原因は食生活と生活環境にあるといっても過言ではない。
 遺伝子組み換え食品をはじめ食品添加物、成長促進ホルモン使用の食品は国境を越えて取り組む必要がある。そのために、食の安心と生活環境を維持、創造することをめざして生産者、消費者、研究者、自治体、医療関係者が協力し、政策提言、調査、研究、啓蒙をグローバル(地球的規模)に行う。
<代表>
横田 哲治
社団法人食の安全を考えるネットワーク代表

<理事>
阿部 博行 九段クリニック 理事長

沼田 勇 開業医 食医

樋口 浩司 鰍ソぼり 社長

山野 晴久 元キッコーマン梶@マーケティング室長

能村 義廣 旭化成 顧問

細野 康弘 公認会計士

岡田 幹治 元朝日新聞論説委員

内田 正己 グルメーシー 医療食の会社


Food Safety Network(FSN)
食の安全を考えるネットワーク

横田 哲治


■FSNの主な活動
活動1
《国内・海外における食の安全、環境に関する情報収集、研究活動》
 様々な研修を開催し、研究活動を進めていきます。
(開催例)
●天皇家御料牧場の研修を実施
●カゴメ工場の研修を実施
●小松菜の有機栽培の農場における研修を実施
●オーストラリア・アメリカでの有機産業生産実施体験や有機食品レストラン訪問研修
活動2
《健康維持・改善に役立つ食べ物を紹介・普及》
 抗がん作用が期待されている“IP6”に注目しています。
IP6は米や麦などの穀物中に多く含まれており、抗癌物質として注目されています。
乳がん・肺がん・肝臓がんなどでも制がん作用があるとの研究報告もあります。
FSNでは、IP6を含んだ米糠エキスのサプリメントを会員価格で提供してます。
活動3
《FSN推奨認定・商品販売促進》
 天皇家の農場の栽培基準に準じ、奨励認定・販売促進をしています。
また、基本的にすべての商品の育成情報や原材料情報を開示していきます。
その他にも、自然食レストランでFSN認定ブランドの食材を採用いただくなど、認定・推奨商品の普及に努めています。
活動4
《食の安全を考える企業の経営者、生産者、自治体、医師、研究者、消費者など、多くのネットワークづくり》
 セミナー・懇親会開催を中心に、ご参加くださる皆さまとネットワークを作っていきます。
(例)
●食の安全に関するセミナーの開催(93年より開始し、2009年3月現在実績152回)
●新潟県湯之谷村にて食の安全/安心でセミナー開催
●教授、院生、学生を対象に慶応大学湘南キャンパスにおいて特別講演
●天皇家の中華料理コースの晩餐会
●外食企業経営者を対象に4日間にわたり講演

■FSNの活動実績
FSNでは1993年から“食の安全と生活環境を考えるフォーラム”を実施しております。開催回数は2008年に150回を超えました。
≪過去セミナー開催例≫

2008年2月21日 食品行政はいま・・ 食の安全・安心の未来への模索
講師:植木 隆 氏 部長 (独)農水水産消費安全技術センター表示監視部

2008年5月 9日 100歳まで健康・長寿で生きるには
講師:渡邊 昌 氏 理事長 (独)国立健康・栄養研究所

2008年6月24日 食糧をめぐる国際情勢はいま・・・
講師:末松広行氏 食料安全保障課長 農水省

2008年7月14日 生き残りをかけた農業経営戦略
講師:赤坂 芳則氏 有限会社イーストファームみやぎ 代表取締役


2008年12月 3日 これからの野菜の政策をどうするかーその方策を求めて 講師:菱沼 義久氏 農水省 生産流通振興課 流通加工対策室長

2009年3月5日 デンマーク、オーストリア食品オーガニックを見聞
(152回)講師:FSN 理事 山野 晴久
≪横田 哲治 著書≫

書名                     出版社       刊行年月

「天皇家の健康食」 新潮社 2001年12月
「オーガニック食品(有機)がわかる本」 日本実業出版社 2000年04月
「緩慢なる毒殺」 第二海援隊 1998年11月
「天皇家の御食材」 中経出版 1998年06月
「オーガニック食品最前線」 家の光協会 1997年03月
「有機食品の秘密」 三一書房 1993年06月
「農民に技あり」 自然食品通信社 1991年06月
「牛肉一自由化後の戦い」 富民協会 1990年05月
「牛肉は安くなる」 富民協会 1988年04月
「牛肉戦争」 三一書房 1985年04月
「明日の農業を求めて」 日本放送出版協会 1984年01月
「牛肉新事情(共著)」 瀬戸書房 1981年12月

○FSN概要  所在地 〒175-0003  東京都板橋区赤塚新町 3-32-5-80  電話・Fax 0287-88-1172 mail t-yokota@r4.dion.ne.jp
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